津留来屋農園
「色白」の幹が物語る、妥協なき徹底管理
豊後大野市大野町にある「津留来屋農園」のハウスに一歩足を踏み入れると、まずその美しさに目を奪われます。
オーナーの佐東源三さんが「ぶどうにとって何より大切」と語る保水力を高める盛り土や 、病害虫を防ぐために樹皮を丁寧に剥ぎ、菌対策を施して白く整えられたブドウの幹。
この一分の隙もない徹底した管理こそが、一口食べた瞬間に「他ではもうダメ」と贈答先から言わしめるほどの圧倒的な品質を支えています 。
一房一房に神経を尖らせる「無核化(種なし)」への執念
種がなく、皮ごと食べられるシャインマスカットを作るためには、花が満開になるわずかな期間に行う「ジベレリン処理」が欠かせません。
花の咲くタイミングは房ごとに異なるため、佐東さんはそれぞれの状態を見極め、もれがないよう目印をつけながら、二度の処理を完璧に施します。
商工会長として地域経済を支える傍ら、農業においても「お客様に喜んでほしい」という一心で、気の遠くなるような細やかな作業に情熱を注いでいます。



