株式会社絆屋
食卓に届ける「大分の海」と「人の絆」
大分県杵築(きつき)市。
豊後水道の恵み豊かなこの地で、私たちは「食」を通じて、全国に大分の魅力を届けたいと願っています。
私たちの想いは、ただ商品を売ることではありません。
遠方で大分を訪れることが叶わない方にも、まるでその場で味わっているかのような感動を、食卓で感じてほしい。
そんな純粋な気持ちから、郷土料理「りゅうきゅう」に魂を吹き込みました。
社名に込めたのは、生産者とお客様、そして食卓を囲む人々の「絆」。
一口食べれば心が通じ合うような、そんな温かい想いをすべての商品に込めています。


絆屋の原点:「りゅうきゅうの絆屋」
絆屋の事業は、ある「想い」から始まりました。
代表の中野さんは、もともと干物を製造する水産加工会社で働いていましたが、多忙な現代において「お客様が手間をかけずにそのまま食べれる商品作りをしたい」と感じていました。
そこで、解凍するだけで食べれる郷土料理りゅうきゅうの商品化を始めたのです。
しかし、創業当初のりゅうきゅうはまだ「まかない料理」としてのイメージが強く、贈答品としての商品化には、周りの方からなかなか理解を得られませんでした。
この状況を変えるきっかけとなったのは、大分空港での販売でした。
「りゅうきゅうを全国に届けたい」という中野社長の想いに共感してくださった、大分空港の売店「旅人」さんでの販売が決まりました。お客様が一目で分かるよう「りゅうきゅう漬け」という造語を使ったことも、認知を高める一助となりました。
大分を訪れた多くの方の目に留まり、今では毎日約2000食を製造する主力商品となりました。
また、四半期に1度更新されるJAL国際線のファーストクラス・ビジネスクラスの機内食に1年間採用され、約5万食を提供いたしました。
新鮮な魚の切り身を、独自のタレと真空パックで閉じ込める「りゅうきゅう」は、まさにお客様の暮らしに寄り添う一品。
「解凍するだけ」で、いつでも、どこにいても、手軽に本格的な大分の郷土料理が楽しめます。
この発想は、それまでの常識を覆すものでした。
株式会社絆屋は、事業の原点である「お客様に寄り添う」という想いを大切にし、「りゅうきゅうの絆屋」と言われるまでに成長することができました。
絆屋は商品を通して、お客様の食卓に温かい「絆」を届け続けています。




鮮度と秘伝のタレが織りなす「りゅうきゅう」
絆屋の看板商品であり、大分の誇る郷土料理「りゅうきゅう」。
その美味しさの秘密は、「鮮度」と「秘伝のタレ」にあります。
【素材へのこだわり】
私たちは、魚の品温が1度でも上がらないよう、細心の注意を払いながら、限られた量だけを丁寧に加工しています。
漁師さんたちとの強い信頼関係があるからこそ、その日一番の鮮度を誇るあじやさば、かぼすぶりを直接仕入れることが可能なのです。
【職人が守り抜く秘伝のタレ】
長年の経験から生まれた、魚本来の旨みを引き出す秘伝のタレ。
このタレに漬け込むことで、魚の美味しさはさらに深く、そして複雑な味わいへと昇華されます。
【世界が認めた衛生・品質管理】
国際線で評価される所以は、その衛生・品質管理にもあります。
工場にはHACCPを導入しており、排水管のヌメリひとつすら許さない徹底した衛生管理を行っています。
職人の手作業による加工と、毎日の検食を含む厳しい品質チェックを経て、最高の一品があなたの元へと届けられます。




もう一つの人気商品:大分の高級魚「車海老と鱧しゃぶ」
「りゅうきゅう」だけではありません。
絆屋は、お客様の「こんな商品が欲しい」という声に応え、次々と新しい物語を紡いでいます。
「車海老・はもしゃぶセット」は、殻むきや骨切りといった面倒な下処理をすべて済ませ、解凍後すぐに調理できる手軽さが好評を博しています。薬味や調味料も全てセットになっているので、準備に手間がかかりません。
また車海老(赤)と鱧(白)の紅白で年間を通して贈り物として喜ばれています。
これらの商品開発の原動力は、「生産者との絆」です。
規格外でも美味しい魚を積極的に商品化することで、生産者と共に課題を乗り越え、より良い未来を創造しています。


地域との共存、未来への挑戦
私たちは、事業を通じて故郷である杵築市の活性化に貢献します。
地元の物産展には積極的に参加し、
ふるさと納税にも多くの商品を出品しており、今では絆屋が杵築市の約3分の1を占めています。
テレビCMでは「杵築の町で~♪」と市名を入れ、杵築の魅力を発信し続けています。
絆屋の商品は、ただの食品ではありません。
それは、地元の豊かな自然と、生産者、そして私たちの情熱そのもの。
ぜひ一度、絆屋の商品を召し上がってください。


中野代表よりメッセージ
このページをご覧いただき、ありがとうございます。
私が創業時に考えたことは、忙しい現代の食卓に、手間なく美味しい商品を届けたいという想いからでした。この思いは今も変わりません。お客様や生産者の方々の声をもとに、お客様に寄り添う商品を常に考えています。
このようなサイトを通じてであれば、大分に来ることが叶わない方にも、大分ならではの食材を、大分ならではの食べ方で、手軽に食べていただくことができます。大分ではどこの料理屋でも出てくる料理だとしても、やはり来ないと食べられないものが多い。そんな大分の魅力をできる限り多くの方に知ってもらい、手軽に召し上がっていただけるように、おおいた味力図鑑を通して発信出来たらなと思います。
これからも、一つ一つの商品に真心を込めて、皆様の元へ「絆」をお届けしてまいります。
株式会社絆屋
代表取締役 中野晃一

